ホーチミン旅行記 #04「クチトンネルツアー」

4日目はクチトンネルツアーに参加しました。

ツアー概要

今回のツアーもKLOOKで申し込みました!


主な行程表


7:30 出発

昨日と同様に、GRABで集合場所まで向かいました。
本日もツアー会社オフィス周りにはたくさんの人が。

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受付に名前を告げるとすぐにバスに案内してくれました。

本日は8人で出発です!

10:00 障害者の作業所

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車内でベトナム戦争やベトコンの説明を受けました! 事前に予習をして、戦争博物館も見学済みだったので、よく分かりました。

アメリカ軍が戦闘機からばら撒いたエージェントオレンジ(枯葉剤)によって、数多くのベトナム人や少数のアメリカ人が被害に遭っています。
過去の話ではなく、被害者の多くの子供は奇形児として生まれ、目や鼻や耳がないことも。。
第二世代のベトナム戦争被害者として今も苦しい生活を送られているようです。

そのような説明を受けた後、枯葉剤によって障害を抱えている障害者作業所を訪れました。

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卵の殻や貝殻、砂を使ったアートを製作、販売しています。
クオリティーはプロ並み、購入はしませんでしたが、とても綺麗な作品ばかりでした。

11:00 クチトンネル到着

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メインのクチトンネルに到着しました。
入り口にはベトコンが墜落させた米軍の戦車や戦闘機、ヘリコプターが並んでいました。

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当時これらが大量の爆弾を抱えて飛び回り、多くの人を殺していたかと思うと、背筋がゾクッっとしました。

森の奥の方へ進んでいきます。
至る所に直径5メートルくらいのクレーターのようなものがありました。
ガイドさん曰く、米軍の爆撃の後ということです。


ベトコンの衣装について紹介!

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注目すべきはスカーフ、3つの役割を果たしていたようです。

  • 汗を拭くため
  • 大量出血時に血を止めるため
  • 相手の首を絞め殺すため

3つ目がなんとも恐ろしい、、、

トンネルの基本説明

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クチトンネルの建設範囲について学びました。
赤がベトコンが占領していたエリア、周りの黄色が居住地、茶色がトンネルの場所を表しています。
一番右下がサイゴンの空港およびサイゴン市内です。

西はサイゴンの近く、東はカンボジア国境近くまで広がってまいたようです。

20年かけて200km以上の穴が掘られました。
基本的な用途は、

  • 夜のゲリラ戦時の隠れ場所
  • 村から村への移動手段
  • 米軍基地まで掘り武器等を盗む

などです。

多くの南ベトナム人が昼は農業を行い、夜はベトコンとしてアメリカに立ち向かう生活を送っていたようです。



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その後トンネルの基本構造について学びました。
地下3階建てとなっており、1階部分には狭間のある部屋、医務室、会議室、キッチン等があります。
2階部分には井戸があります。
初めはすぐ隣のメコン川から水を調達していましたが、枯葉剤により水が汚染され、井戸を掘り起こした経緯があるようです。
3階には川へと逃げる非常口、また侵入者を足止めするトラップなどが仕掛けられていたようです。


クチトンネル潜入

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合計で4つのトンネルに入りました。
距離がだんだんと長くなり、最後のは200mくらいありました。

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トンネル内はとても狭くかがんで移動します。
今はライトが設置されていますが、当時は各人はランプを持って移動していたようです。

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途中会議室や医務室、キッチンや井戸を見学しました。

終わったことには腰が痛く、このトンネルを何キロも掘り、歩き続けるなど考えられませんでした。。


射撃体験

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別途お金を払い射撃体験ができます。
ツアーを共にしたベルギー人の方がするところを見学させてもらいました。
値段は10発で2000円くらいだったかと思います。

銃の種類も8種類くらいはあり、その違いは全く分かりませんでした。。(笑)

耳あてをしていましたが、思った以上の爆音!
当時この銃声が何百発と轟いていたかと思うと、胸が痛く、戦争の恐ろしさを少し感じました。


ホーチミン市へ戻る〜ランチ

ツアーのメインイベントも終わり、ホーチミン市へ戻りました。

今回のツアーはランチ付きで、レストランで注文した段階で、ガイドさんとはお別れ。
食事後は随時解散という流れでした。

私たちはフォーをいただきました!


バインミー有名店「Huynh Hoa Bakery

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解散後、徒歩でバインミー有名店「Huynh Hoa Bakery」に向かいました。
具材がたっぷりで、予想通りのボリューム!

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途中辛いチリソースがあるので、注文時に一言言ったほうがいいかもしれません。
数分間はもがいていました(笑)

ベンタイン市場からは少し距離がるので、GRABで行ったほうが無難かもしれません!
とっても美味しいので、ホーチミンに来た時は必食です!!


フランス料理店「LE CORTO」でディナー

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最終日のディナーは彼女の誕生日祝いに少し高級なフレンチレストランを選びました。
オペラ座から後ろへ数分歩いたところにあり、ダウンタウンからも徒歩圏内のレストランです。

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サービス、料理ともに一流!でも価格はそれほど高くなく、大満足しました!
ベトナムでお手軽で一流のベトナムレストランを是非お楽しみください。


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最後にダウンタウンをぶらぶらしました。


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日本企業がモノレール(列車?)を建設してました!
ダウンタウンが始発で、ホーチミンの西側に向かう路線みたいです。
今後のベトナムの発展が楽しみです!

次のブログでベトナム旅行を総括したいと思います。